(目的)
私のシャープ所有機‥‥
MZ731(プリンタ付きのMZ700)
CZ852C(初代のX1ターボ)
CZ856C(二代目ターボ)
これらシャープの3台は今すべて完動、また100本位あるこれらのソフトもみな完動。
すべて順調なのですが、はたしてこのままいってくれるかどうか?
というわけで、念のためエミュレータでWINDOWS上でも動かせるようにしておこうと。
今回はX1の5インチディスクから、そのディスクのイメージファイルを作って、
ぷにゅさん作の
X millennium などのエミュレータを使わせて頂き、うまく動いてくれたらいいなとやってみました。
他に改造版の「T-tune」「ika-tune」や
その他 のものもあるようです。
(作業)
まずハード的な作業として、5インチディスクを読めるように、WINDOWS機に5インチ用ドライブをくっつけました。
次にソフト面で、X1用の5インチディスクの内容を読み取ってディスクイメージファイルを作るためのツールソフトを準備しました。
ディスクイメージファイル(D88形式)を作るための
ツールソフトはいくつかありますが、
私はCISC氏の
DITT.EXEを使わせてもらいました。
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パソコンはワゴンの中に、ディスプレーは当然ワゴンの上に、作業にも移動にも掃除にも便利!
左がWINDOWS XP機
右がWINDOWS 98機
WIN98機に5インチドライブを装着(ドライブはTEAC FD-55GFR )
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まずWIN98機をDOSモードで起動する。
起動したらX1用のディスクをWIN98機にさし、DITT.EXEを次のようなオプションをつけて実行する。
ditt r a: file1.d88
オプションの内容は、
r(イメージ作成) a:(ドライブ指定) file1.d88(作成するファイル名)。
分からない場合は DITT /? で簡易ヘルプが表示されます。
これで、file1.d88 という名前のディスクイメージファイルが作成されます。
(結果)
エミュレータソフト「X millennium」を使って、
「テグザー」のディスクイメージファイルを実行したところ。(下も同じ)
音も動きも実に忠実に再現できている。左はウインドウ表示、右は全画面表示。
X1版テグザーは「SQUARE」の記念すべき1作目のソフト。
「EGG」のNEC版テグザーもあるけど、やはりX1版テグザーが最高!
「フラッピー」
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画面がわかりやすいように、ウインドウ部分を拡大表示してみました。
貧弱なNEC版「フラッピー」に比べてやはり格段に素晴らしいです。
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「ロードランナー」
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いやあ、面白かったですねえ。こういうのを本当の傑作というのでしょう。
これがやりたいがためにMZからX1に換えたようなものでした。
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「ゼビウス」
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いわずとしれた電波新聞社の「ゼビウス」です。
でも、「テグザー」と同じく全エリアクリアで満足してしまいました。
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いろいろな方のツールのおかげで、ウインドウズに懐かしい画面がよみがえりました。
もちろんイメージファイルを作っても、残念ながらプロテクトのために動かないものも半分以上ありましたが、
テグザーはじめよみがえってほしかったものはほとんどよみがえってくれたので充分です。
さあ、次はMZにチャレンジすることにしましょう。
MZ700のエミュレーションについては、
「Marukun's Web」で公開して頂いている「MZ700WIN」を使わせて頂きました。
「MZ700WIN」には、MZ700のテープソフトのテープイメージを作ってくれる「tapeload.exe」まで付属しています。
テープソフトからデータを吸い出すには、ラジカセやオーディオコンポからでは難しいので、できればパソコン専用のデータレコーダがのぞましいとありました。そのためパソコン専用のデータレコーダを大昔に捨ててしまった私は、なかばあきらめて作業に取りかからなかったのです。
ところがいざやってみると、いつも机の前に置いて音楽などを聴いていたわたしのコンポからほとんどエラーなく吸い出すことが出来ました。パソコン専用のデータレコーダがなくてあきらめている方も是非自分のコンポでいろいろ試してみて下さい。
「ONKYO」の大昔のコンポ「LIVERPOOL」です。上にMZ700をのっけてみました。
MZ700内蔵のテープレコーダはまだ生きてるのに、コンポの右のデッキは老衰ですでに死んでいます。
左のデッキにテープを入れてからウインドウズパソコンの音声入力端子につなぎました。
(WIN98機のサウンドボードは「SoundBlaster PCI Digital」です。)
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エミュレータ「MZ700WIN」に付属の「tapeload.exe」を、WIN98機の「MS-DOS プロンプト」で実行したところ。
コマンドオプションは画面から読めるかもしれませんが、私の場合、「tapeload.exe -v -r -d3」です。
いろいろなオプションを説明ファイルを読んで試してみて、私の場合、このオプションに設定してからほとんど読み込みエラーがなくなりました。
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「よみがえったものたちの例」
ところで公開されている「MZ-NEW MONITOR」を最初使っていましたが、ネコジャラ氏の作品たち(不思議の森のアドベンチャー、タイムシークレット、タイムトンネル)や「ドンキーゴリラ」などは、残念ながら公開して頂いている「MZ-NEW MONITOR」では動きませんでした。やむなくMZ700で「1Z-009A」のROMデータをテープにセーブし、それを「tapeload.exe」でWIN98機に取り込みました。MZのROMデータがはやく自由に使えるようになってほしいものです。
最後に私がまだ若かりし40歳ぐらいの頃、国語の教師をしていた時代の作品を二つ載せておきます。
一応そのころ作ったプログラムをテープに残していたので、これらのテープイメージも今回ついでに蘇らせてみました。
そのころはマシン語の十六進数を直接打ち込んでいくという今では考えられないようなやりかたでプログラムを組んでいました。
バルーンを操作して「円マーク」を集めて下さい。
スタートも終了もバルーン操作も、すべて上下の方向キーだけ使います。他のキーは一切使いません。
( balloon.mzt )
当然ながら、実行にはエミュレータソフト「mz700win.exe」が必要です。
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TIME BOMB(時限爆弾)です。うかうかしてると、次々に爆発してくるので、なるべくはやくコースを駆け抜けて下さい。
矢印キーで進み、スペースキーでジャンプします。
面構成がどれも同じじゃねぇ。面構成が変わったらもう少しは面白かったのに。
( tb.mzt )
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